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FPD/PCB NEWS〜11月29日
 

ジャパンディスプレイ 12.3型透明TFT-LCDを開発


 ジャパンディスプレイは、12.3型透明TFT-LCD(1440×540画素)を開発したと発表した。2020年度の量産開始を目指している。

 直視型カラーディスプレイとしては世界トップクラスの透過率87%(非表示時)を実現。ディスプレイ非表示時には設置環境に溶け込み、表示時は表示情報とともにディスプレイ越しに実体物を観ることができる。

FPD/PCB NEWS〜11月28日
 

ジャパンディスプレイ マイクロLEDディスプレイを開発


 ジャパンディスプレイは、次世代のディスプレイ有力候補であるマイクロLEDディスプレイを開発したと発表した。

 試作したのは1.6型300×300画素(265ppi)パネルで、低温poly-Si TFT技術を用いることにより輝度3000cd/m2、視野角178度以上というハイスペックを実現。なお、試作パネルには米glo社のマイクロLEDチップを使用している。

FPD/PCB NEWS〜11月27日
 

JOLED 能美事業所の印刷方式有機ELD量産ラインを稼働


 JOLED(ジェイオーレッド)は、能美事業所の印刷方式有機ELディスプレイ量産ラインを稼働すると発表した。中型高精細パネルを効率生産できるラインで、ハイエンドモニター、医療用モニター、車載機器などのパネルを生産する。

 マザーガラス対応基板サイズはG5.5(1,300×1,500mm)で、投入能力は2万枚/月。2020年の量産開始に向け、順次サンプル出荷を進める。

 同社は2018年7月に能美事業所を開設して以降、新棟建設、設備搬入、ラインの構築を進めてきた。

FPD/PCB NEWS〜11月26日
 

NIMS、早稲田大学、多摩美術大学 表示維持に電力不要なEC型ソフトディスプレイを開発


 物質・材料研究機構(NIMS)は早稲田大学、多摩美術大学と共同で表示維持に電力を必要とせず形状も自由に加工できてアナログな色彩表現が可能なソフトディスプレイを開発したと発表した。その芸術的表現の試みとして、電気で紅葉する落ち葉型デバイスを試作した。

 電気をわずかに流すだけで色が変化するエレクトロクロミック(EC)材料とフレキシブル透明電極付き基板を用い、紅葉前後の色変化を自然に再現する無限解像度の落ち葉型ディスプレイを開発した。フレキシブル透明電極をレーザーで落ち葉型に加工し、固体デバイス化、電極配線加工、葉脈作製などの技術を組み合わせた。紅葉のようなにじみながらの色の変化は、EC材料の多重塗布により再現。さらに、紅く変化した後に再び緑に戻すこともでき、電気を切ると着色状態が維持される。自然の風合いを超えた未知の感覚が表現できるため、既存のデジタルアートを超える未知の可能性をもたらすことが期待される。

FPD/PCB NEWS〜11月25日
 

出光興産と東レ 熱活性化遅延蛍光材料と赤色蛍光材料を用いた有機ELで世界最高効率を達成


 出光興産と東レは、熱活性化遅延蛍光(TADF)材料と赤色蛍光材料を用いた有機EL素子で世界最高レベルの発光効率46cd/Aを達成したと発表した。出光興産の発光効率と寿命を両立した新規TADF材料と東レの高色純度赤色蛍光材料を組み合わせたもので、ディスプレイの低コスト化、省電力化、広色域化に寄与するという。

 TADF材料は燐光発光材料と同様、電力を光に100%変換できるほか、発光スペクトル幅の狭い蛍光材料を組み合わせることにより色純度を高めやすいという特長を有する。また、素材にレアメタルを使用しないため、材料コストを削減することができる。

 今回試作したのはトップエミッション構造のディープレッド素子で、寿命は5%輝度減少時間が90時間以上(電流密度50mA/cm2時)、色度x=0.679、y=0.320(CIE1931色度座標)、電力効率46cd/A(電流密度10mA/cm2時)が得られた。

FPD/PCB NEWS〜11月21日
 

パナソニック 2021年にTFT-LCDの生産を終了


 パナソニックは、TFT-LCD事業から撤退しパネルの生産を終了すると発表した。100%出資子会社であるパナソニック出資管理合同会社の100%出資連結子会社「パナソニック液晶ディスプレイ(PLD)」が2021年をメドに生産を終了する。

FPD/PCB NEWS〜11月15日
 

東大 μmサイズのシート状構造とnmサイズのかご状構造を選択的に生成


 東京大学は、自己集合性錯体の形成においてテンプレートとなる分子の有無によりμmサイズのシート構造とnmサイズのかご構造という構造的に異なる2種類の生成物をそれぞれ選択的に生成することに成功した。

 また、自己集合過程を調べることにより、どの段階で2種類の構造の形成が決まるのかも突き止めた。さらに、テンプレートによって形成が促進されるかご構造の形成過程では速度論的テンプレート効果と呼ばれる現象により、シート構造の生成が抑制されることがわかった。

FPD/PCB NEWS〜11月13日
 

三菱ケミカル 台湾とタイのグループ会社を統合


 三菱ケミカルは、台湾およびタイにおけるグループ会社を統合すると発表した。中期経営計画におけるグループ会社削減方針に従い、グループ会社を統合することにより、互いのノウハウやリソースを共有・集約することで事業の総合力を強化する。

FPD/PCB NEWS〜11月8日
 

シャープとNHK 30V型4Kフレキシブル有機ELDを開発


▲右から表示時、収納中、収納時
 シャープと日本放送協会(NHK)は、30V型4Kフレキシブル有機ELディスプレイを共同開発した。

 フィルム基板上にRGB発光素子をアレイ集積化したパネルで、カラーフィルターレスによって光利用効率を向上。また、フィルム基板を用いることにより薄さ約0.5mmのパネル表示部をコンパクト(半径約2cm)に巻き取り、下部の筐体にすっきりと収納することができる。

 なお、有機EL素子を駆動するTFTにはIGZO(In-Ga-ZnO)-TFTを採用。NHK独自の信号処理やパネル駆動技術の活用により、明るさの均一性や動画の鮮明度を高めた。

FPD/PCB NEWS〜11月6日
 

パナソニックとマイクロ化学技研 ガラスモールド工法によるマイクロ化学チップ量産化技術を開発


 パナソニックとマイクロ化学技研は、ガラスモールド工法によるマイクロ化学チップ(マイクロ流路チップ)量産化技術を共同開発したと発表した。従来のガラスエッチング工法に比べ大量生産が容易で、低コスト化、高精度化が可能。医療・バイオ・環境などのセンシング・分析用デバイスとして2019年度内に試作受注を開始し、2020年度以降の量産化を目指す。

 マイクロ化学技研のマイクロ化学チップ設計技術にパナソニックのガラスモールド技術を組み合わせることにより、ガラス製マイクロ化学チップのディスポーザブル使用が可能になる。最大φ50mmまでのチップ化が可能で、月産数万枚までの量産に対応できる。さらに、μmオーダーの形状精度で製作が可能だという。

FPD/PCB NEWS〜11月5日
 

東大、産総研、物質・材料研究機構、パイクリスタル 10nmの極薄有機半導体単結晶膜のウェハーを作製


 東京大学、産業技術総合研究所(産総研)、物質・材料研究機構、パイクリスタルの共同研究グループは、高性能トランジスタとして利用可能な有機半導体ウェハーを簡便な印刷法により作製したと発表した。