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FPD/PCB NEWS〜11月26日


車載用計測クラスター向けTFT-LCD市場は2018年に5000万枚

 DisplaySearchは、車載用計測クラスター向けTFT-LCDの出荷枚数が2014年の3020万枚から2018年には5000万枚に達するという予測を発表した。2014年上半期の計測クラスター用パネル購入社は独Continental、米Ford、日本精機と続く。


FPD/PCB NEWS〜11月20日


スマホ用ディスプレイは2017年以降、フルHDやワイドQHDが主流に

 DisplaySearchは、2018年までのスマートフォン用ディスプレイの解像度別出荷枚数予測を発表した。それによると、ワイドVGA(480×800画素)やFWVGA(480×854画素)の伸びが2015年以降に鈍化するものの、これら二つで30%のシェアを維持する見通し。これに対し、フルHD(1080×1920画素)は2017年に4億枚、ワイドQHD(1440×2560画素)は2018年に3億枚の水準に達すると予測している。


FPD/PCB NEWS〜11月18日


三菱電機 熊本県菊池市のLCDイノベーションセンターが完成


 三菱電機は熊本県菊池市に建設していたTFT-LCD事業の技術管理棟「LCDイノベーションセンター」が完成し、2015年1月から稼働を開始すると発表した。投資額は約10億円。

 地上2階建て延床面積4050m2で、1階が実験評価エリア、2階がオフィスエリアになる。これにともない、開発・設計部門である液晶事業統括部(熊本県合志市)を移転する。この結果、これまで移動を伴っていた生産部門と開発・設計部門の試作の立ち会い、性能評価、打ち合わせなどが容易に実施できるようになる。


FPD/PCB NEWS〜11月17日


CPT 10月の売上高は前年比2.5%減

 Chunghwa Picture Tubes(CPT)は、10月の売上高が前月比13.7%増、前年同月比2.5%減の49億6800万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCD出荷枚数は大型パネルが前月比14.1%減、前年同月比29.3%減の11万6000枚、中小型パネルが前月比18.6%増、前年同月比1.9%増の4347万9000枚。


FPD/PCB NEWS〜11月14日


アルバック アルバック理工をチノーに譲渡

 アルバックは、連結子会社であるアルバック理工の全株式をチノーに譲渡すると発表した。譲渡価格は7億5100万円。

 真空技術を中核とした本体事業とアルバック理工の熱分析測定機器事業の位置づけを検討した結果、チノーの事業とのシナジー効果によりアルバック理工の一層の企業価値向上が期待できると判断した。


FPD/PCB NEWS〜11月13日


セイコークロック 透明な無機EL発光シートを開発


 セイコークロックは透明分散型無機EL発光シートとマルチカラー分散型無機EL発光シートを開発、12月よりサンプル出荷を開始すると発表した。

 同社は現在、デジタル腕時計などのLCDバックライト用小型ELやサイン用大型ELを年間約800万枚生産中。今回、独自技術によりすべての印刷層を透明化し、無機ELシートを透明化することに成功した。このため、シートの表裏両面が発光する。用途はソーラーセルと組み合わせた腕時計の文字板照光、各種メーターのバックライト、両面発光サインボードなどを想定している。

 また、透明ELと従来ELの2層構造にすることにより、従来不可能だったマルチカラー化を実現。これにより、@発光色A、A発光色B、B発光色A+Bの3色の発光可能となる。こちらは各種表示器やスイッチシート・表示シートに搭載し、バックライト色を切り替えることにより、モード変更やアラートなど状態をわかりやすく表示することができる。


FPD/PCB NEWS〜11月12日


2014年の大型TFT-LCD出荷枚数は前年比3%増に

 DisplaySearchは、2014年の大型TFT-LCD出荷枚数が前年比3%増の7億1810万枚になる見込みと発表した。アプリケーション別ではノートPC用パネルが7%増の1億8930万枚、モニタ用パネルが5%減の1億5270万枚、TV用パネルが5%増の2億4920万枚と予測している。


シャープ 4K解像度のスマートフォン用IGZO-TFT-LCDを開発へ

 シャープは、4K解像度のスマートフォン用IGZO-TFT-LCDを開発すると発表した。2016年度から亀山第2工場(三重県亀山市)で生産する予定。4K映像直接見られるスマートフォンができれば世界初となる。


FPD/PCB NEWS〜11月11日


三菱電機 超広視野角の産業用TFT-LCD2機種を発売


 三菱電機は、産業機器用カラーTFT-LCD「DIAFINE」の新製品として超広視野角の12.1型WXGA/15型SXGA+ TFT-LCDモジュール2機種を発売すると発表した。

 どちらも上下左右170度という超広視野角と1000:1のハイコントラストを実現。さらに、バックライトに白色LEDを採用し、10万時間(25℃時)の長寿命を確保した。


FPD/PCB NEWS〜11月10日


Innolux 第3四半期売上高は前年比16.3%増に

 Innoulxは、第3四半期(7月〜9月)の売上高が前年同期比16.3%増、第2四半期比1.8%増の1130億9200万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCD出荷面積は第2四半期比3.6%増の830万m2で、このうち中小型パネルの出荷金額は第2四半期比15.4%減の212億NTドルだった。


FPD/PCB NEWS〜11月5日


LG Display ベゼル幅0.7mmのスマートフォン用フルHD TFT-LCDを開発

  LG Displayは、ベゼル幅0.7mmの5.3型フルHD TFT-LCDを開発したと発表した。11月から量産し、大画面スマートフォンのニーズが高い中国地域のユーザーに優先供給する予定。

ベゼル幅0.7mmのTFT-LCDではスマートフォンの本体サイズを維持しながら、画面サイズを最大化することができる。


FPD/PCB NEWS〜11月4日


日本ゼオン 液晶テレビ用位相差フィルム第5系列の量産開始を2か月前倒し

 日本ゼオンは、富山県氷見市に建設中の液晶テレビ用位相差フィルム第5系列を2015年2月から稼働させると発表した。当初予定の2015年4月から2か月前倒しするもので、稼働後の供給能力は既存の4系列と合わせ計9500万m2/年となる。