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FPD/PCB NEWS〜5月31日


大日本印刷 電子ペーパーを組み込んだ次世代型ポスターを開発
JR東日本企画と新潟県内の電車内中吊り広告として実証実験

 大日本印刷は、電子ペーパーを組み込んだ次世代型ポスターを開発した。6月5日から7月4日にかけてジェイアール東日本企画と共同で新潟県内を運行する電車内の中吊り広告として「マンガ・アニメのまち にいがた」を告知する実験を実施する。

 実験に使用する電子ペーパーは中吊り広告用としての安全性を確保するため、基板に破損の恐れのないプラスチックフィルムを使用。薄型・軽量で曲げることもできる。サイズは217.6×163.2mm(厚さ0.8mm)で、コンテンツの書き換えは電池駆動で行い、約1か月の連続稼働が可能となっている。

 大日本印刷は実証実験を通して広告メディアとしての電子ペーパーの有用性を検証し、2014年度の実用化する予定。また、各所の案内板や製造現場で使用する指示書などに向けた電子ペーパーを開発し、2015年度までに5億円の売上げを目指す。


FPD/PCB NEWS〜5月30日


ウシオ電機 PCB用高速ダイレクトイメージング装置を開発

 ウシオ電機は、次世代FC-BGA製造用超微細・高速ダイレクト・イメージング装置「UDI-8001P」を開発したと発表した。

 解像性5μm(L/S)、重ね合わせ精度±5μm、アライメント点数600点とハイスペックを確保しながら、35秒/枚というハイスループットを実現した。これにより、従来のダイレクトイメージ装置では実現できなかった高精度デザインルールのFC-BGAプロセスにも適用できるようにした。


FPD/PCB NEWS〜5月24日


パナソニック LEDに匹敵する高効率白色有機ELを開発

 パナソニックは、発光効率114lm/Wという世界最高効率の白色有機EL素子を開発した。発光面積は1cm2と小型だが、発光面積25cm2の素子でも110lm/Wという高い発光効率を実現した。

 フィルム、ガラス、空気の配置が最適になるように積層することにより、素子内への光の閉じ込めを抑制したビルドアップ型光取り出し基板(BLES:Built-up Light Extraction Substrate)技術を採用。素子からの光取り出し効率を従来に比べ1.5倍に高めた。また、高効率の燐光材料を用いた有機発光層のレイヤー構成を最適化することにより、10万時間以上という長寿命を実現した。


シャープ IGZO-TFT-LCD搭載スマートフォンがSIDの「Display of the Year Award」金賞を受賞

 シャープは、ディスプレイ学会であるSIDの「Display Industry Awards」でIGZO-TFT-LCD搭載スマートフォン「SH-02E」が2013年「Display of the Year Award」部門の金賞を受賞したと発表した。同時に、「Display Component of the Year Award」部門では液晶テレビ「AQUOS XL9ライン」に採用されているモスアイ技術が銀賞を受賞した。

 SIDの「Display Industry Awards」では製品、アプリケーション、デバイス・部材の3分野で金賞と銀賞を選出。斬新で優れたディスプレイを搭載した製品を選出する「Display of the Year Award」で金賞を受賞したSH-02Eは、充電を気にせず2日間安心して使えるIGZO-TFT-LCDを搭載。その省エネ性能が高く評価された。

 一方、ディスプレイの性能向上に寄与したデバイス・部材を選出する「Display Component of the Year Award」で銀賞を受賞したモスアイ技術は、蛾の目を模したnmレベルの構造をフィルム上に形成することにより外光の映り込みを抑制し色表現力を高めたことが評価された。


FPD/PCB NEWS〜5月23日


2013年の大型TFT-LCD市場は数量ベースで前年比6%減へ

 NPD DisplaySearchは、2013年の大型TFT-LCD市場が出荷枚数ベースで前年比6%減の7億1000万台となるという予測を発表した。

 アプリケーション別では、モニターとノートPCが13%減、ミニノートPCが66%減と大幅に減少すると予想。タブレット端末は4%増と伸びが鈍化。テレビは6%増と予測している。一方、金額ベースでは単価下落により2%減の817億ドルと予想している。


Corning 高精細TFT-LCD用ガラス基板が中国Tianmaの低温Poly-Si TFT-LCDに量産採用

 米Corningは、高精細TFT-LCD用ガラス基板「Lotus XT Glass」が中国Tianma Micro-Electronics Groupの低温Poly-Si TFT-LCDに量産採用されたと発表した。Tianmaが中国Xiamenの第5.5世代基板対応量産ラインに採用したという。


FPD/PCB NEWS〜5月22日


ジャパンディスプレイ 5.2型フルHD対応有機ELDを開発
石川工場に有機ELDのパイロットラインを導入

 ジャパンディスプレイは、5.2型フルHD対応有機ELディスプレイを開発した。白色有機EL+カラーフィルタ方式によりフルカラー化するとともに、RGBに白(W)を加えたRGBW画素構成を採用。解像度をフルHD仕様の423ppiに高めた。

 これに関連し、石川工場(石川県能美郡)にパイロットラインを導入することを決定。マザーガラスサイズは730×920oで、投入能力は4000枚/月。今年度末より製造設備を搬入し、2014年春に稼働する予定。今後、試作ラインで開発・試作を行うとともに、量産化に向けて材料や設備などの検証を進めていく。


住友電工 薄型化と高精細化に適した導電性ペースト接続FPCを出荷

 住友電工は、金属ナノ粒子技術を用いた導電性ペーストを回路の層間接続に適用したFPCを開発した。住友電工プリントサーキット 水口事業所の量産ラインを稼働、両面板FPCの出荷を開始した。

 導電性ペースト接続FPCは、従来の電気めっき接続FPCに比べマックス約30%という薄型化を実現。これにともない柔軟性も大幅に向上する。また、配線の高密度化が可能となり、モバイル端末をはじめ幅広い電子機器内配線の設計自由度の向上や省スペース化が実現する。


 


FPD/PCB NEWS〜5月21日


ジャパンディスプレイ タッチセンサー機能内蔵5型フルHD TFT-LCDを開発
 

 ジャパンディスプレイは、タッチセンサー機能を内蔵したスマートフォン用5型フルHD TFT-LCD“Pixel Eyes”を開発した。6月稼働予定の第6世代生産ラインで量産する予定。

  TFT基板上の電極とカラーフィルタ基板上の電極間の容量変化によりタッチを検出する技術を採用しタッチセンサー機能をビルドインした。 また、LCDドライバとタッチパネルドライバの間で同期をとるシステム構成を採用し、信号ノイズの影響を受けずにタッチ検出する独自駆動方式によりさまざまな環境下で高いS/N比を実現した。もちろん、外付けタッチパネルが不要となり、従来の外付けタッチパネル搭載パネルに比べ約30%薄型化。さらに、部品界面での光学反射の減少により視認性がアップする結果、画質がよりクリアに表示するとともに、モジュール透過率も10%アップした。


AUO SID 2013で65型フルHD有機ELDを披露

 AU Optronics(AUO)は、「SID 2013」でフルHD対応65型有機ELディスプレイを披露すると発表した。RGB発光層のパターニングにメタルマスクスルー蒸着法を用いたRGB独立発光方式パネルで、アクティブマトリクス基板には酸化物TFTを用いた。


HannStar 第1四半期売上高は前年比10.9%減の75億7000万台湾ドル

 HannStar Displayは、第1四半期の売上高が前年同期比10.9%減の75億7000万台湾ドルになったと発表した。当期利益は13億1500万台湾ドルで、前年同期の7億300万台湾ドルの赤字から黒字に転換した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが5万枚、中小型パネルが1億900万枚。


FPD/PCB NEWS〜5月20日


大日本スクリーン PCB用直接描画装置の高精細モデルを販売

 大日本スクリーン製造はスマートフォンやタブレットPCなどに搭載されるPCB用直接描画装置「Ledia 5F」を開発、6月から販売すると発表した。価格は1億7000万円で、初年度は20台の受注を見込んでいる。

 2012年1月にリリースした「Ledia 5S」の高生産性と各種感光材への対応力を継承するとともに、線幅15μmの回路パターンからソルダーレジストのパターン形成まで対応。とくに、高精度が求められるパッケージ基板向けソルダーレジストのパターン形成に有効だという。また、Lediaシリーズの特長である高輝度紫外線LEDを露光ヘッドの光源に採用することにより長寿命と低ランニングコストを実現した。


FPD/PCB NEWS〜5月17日


NHK フィルム基板上でも長期間安定発光する有機ELデバイスを開発
 
  NHKと日本触媒は、プラスチックフィルム基板上でも長期間安定発光する有機ELデバイスを共同開発したと発表した。

 酸素や水分の影響を受けにくい電子注入材料を開発するとともに、劣化しにくいカソード材料を使用。これらの材料を積層して成膜できるよう、アノードとカソードの位置を入れ替えた逆構造(inverted OLED)にすることにより、長期間にわたる安定発光を実現した。実際、従来の順構造デバイスは100日間大気中にさらしておくと発光面積が約1/2になってしまうのに対し、今回のiOLEDはほとんど劣化しないという。


FPD/PCB NEWS〜5月16日


ジャパンディスプレイ 2D/3D切り替え可能な車載機器用12.2型TFT-LCDを開発

 ジャパンディスプレイは、2D/3D切り替え可能な車載機器用12.2型TFT-LCDを開発した。

  3D表示技術に可変視差バリア方式を採用することにより2D表示と3D表示を切り替える。解像度は2D表示時で1920×720画素、3D表示時で960×720画素。コントラストは1300:1で、輝度は2D表示で1300cd/m2、3D表示で500cd/m2。また、3D表示の視認範囲は54度、クロストークは3.8%(min)となっている。


FPD/PCB NEWS〜5月15日


旭硝子 タブレットPCなどに最適な超低熱収縮ガラス基板をリリース

 AGC(旭硝子)は、スマートフォンやタブレットPCなどの高精細TFT-LCDに最適な超低熱収縮ガラス基板「AN Wizus(エイエヌ ウィザス)」をリリースすると発表した。

 AN Wizusは既存製品の「AN100」と同様、フロート法で生産。ガラス組成を改善することにより、熱収縮率を7ppmとAN100に比べ約1/5に抑えた。また、ヤング率も85GPaと高く、パネル薄型化工程におけるエッチング速度もAN100比約10%速いとしている。


FPD/PCB NEWS〜5月14日


CPT 4月の売上高は前年比10.5%増

 Chunghwa Picture Tubes(CPT)は、4月の売上高が前月比2%増、前年同月比10.5%増の45億2700万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが前月比6.2%増の20万5000枚、中小型パネルが前月比0.2%増の4347万5000枚。


FPD/PCB NEWS〜5月13日


パナソニック 尼崎PDP国内第5工場の評価損として421億円の営業外費用を計上

 パナソニックは、2013年3月期決算で全額子会社であるパナソニックプラズマディスプレイの尼崎PDP国内第5工場の評価損として421億円の営業外費用を計上したと発表した。すでに同工場ではPDPの生産を中止しており、今後、売却を含めた活用方法を検討していく。


FPD/PCB NEWS〜5月10日


Innolux 4月の売上高は前年比13.1%増

 Innoluxは、4月の売上高が前月比7.9%減、前年同月比13.1%増の409億900万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCD出荷枚数は大型パネルが前年同月比9.6%増の1222万6000枚、中小型パネルが23.3%増の3875万6000枚。


宇部興産 宇部マテリアルズを完全子会社化

 宇部興産は、宇部マテリアルズを株式交換により完全子会社化すると発表した。6月25日開催の宇部マテリアルズ定時株主総会で承認を受けた後、8月1日付けで完全子会社する予定。

 株式交換の効力発生日(8月1日予定)に先立ち、宇部マテリアルズの普通株式は東京証券取引所市場第2部および福岡証券取引所において7月29日付けで上場廃止となる予定。


FPD/PCB NEWS〜5月9日


AUO 4月の売上高は前年比21.9%増

 AU Optronics(AUO)は4月の売上高が前月比2.4%減、前年同月比21.9%増の370億500万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが前月比10.6%減の947万枚、中小型パネルが2.5%減の1208万枚。


FPD/PCB NEWS〜5月7日


三菱電機 インテリジェントGUI搭載の産業用TFT-LCDをサンプル出荷

 三菱電機は、タッチパネルと高品位グラフィックス表示を容易に実現するグラフィックスボードを1セットにした「インテリジェントGUI(Graphical User Interface)搭載TFT-LCDモジュール」をサンプル出荷すると発表した。最初に開発したのは産業機器用7型ワイドVGAパネルで、サンプル価格12万円で7月1日からサンプル出荷する。

 インテリジェントGUI搭載TFT-LCDはTFT-LCDモジュール、タッチパネル、グラフィックスボードをパッケージ化。システムメーカーは負荷のかかるソフトウェア開発が不要となり開発費用を削減することができる。また、デザイン画面と産業用機器からの入力情報の紐付けにGUIデザイナーを利用。独自のアルゴリズムにより毎秒60フレームの高速描画を実現した。


FPD/PCB NEWS〜5月1日


AUO 第1四半期売上高は前年比16%増に

 AU Optronics(AUO)は、第1四半期の売上高が前期比5.2%減、前年同期比16.2%増の942億4400万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが2700万枚、中小型パネルが3070万枚。