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FPD/PCB NEWS〜12月3日
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日本板硝子 ガラス端材を活用しリサイクル光輝材を開発 METASHINE ECOは、再利用が困難と思われてきたガラスカレットを原料として活用。これにより廃棄ガラスの削減に加え、図の採掘、海上輸送、混合、溶融といった従来品の製造プロセスに使用されるエネルギー量の削減によってCO2の発生量を従来比最大30%の削減が期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜12月2日
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レゾナック 先端半導体パッケージ向け感光性フィルムを開発 レゾナックは、先端半導体製造用の高解像度感光性フィルムを開発したと発表した。先端パッケージの有機インターポーザー上にL&S=1.5μm/1.5μmという微細なCu配線が形成できる。要求される高解像度を達成するためのカギとなる新たなポリマー樹脂を開発。さらに、この樹脂を使用して配合とフィルム化を実施。最終的に、パッケージングソリューションセンターが実際にこのフィルムを用いてパネル上にCu配線を試作・評価し、最適なプロセスまで検証した。 |
FPD/PCB NEWS〜11月29日
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東京科学大 プラズマ技術を用いてCOから電気伝導性が高いカーボンブラックを大量合成 東京科学大学工学院機械系の野崎智洋教授、Xiaozhong Chen博士研究員は、非平衡プラズマでCOを活性化し鉄触媒に作用させることで高い電気伝導性を示すカーボンブラックを大量合成することに成功した。安価な鉄触媒を流動媒体とするプラズマ流動層反応装置を用い、約600℃という低温でCOから電気伝導性が高いカーボンブラックを大量連続合成した。合成した炭素材料は電気伝導性が高く、燃料電池や二次電池など低炭素技術で有望される電気化学デバイスの電極材料として利用することができる。 |
FPD/PCB NEWS〜11月28日
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UBE 半導体用途向け高純度硝酸の生産能力を増強 UBEは、宇部ケミカル工場(山口県宇部市)の高純度硝酸の生産能力を増強すると発表した。2024年度初頭に増設した製造設備に続くもので、生産能力は30%程度アップする予定。 |
FPD/PCB NEWS〜11月25日
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東京理科大 低消費電力の色素増感太陽電池ベース光電子シナプス素子を開発 東京理科大学先進工学部電子システム工学科の生野孝准教授、東京理科大学大学院先進工学研究科電子システム工学専攻の小松裕明氏、細田乃梨花氏の研究グループは、光強度を変化させることで時定数を制御できる色素増感太陽電池ベースの光電子シナプス素子を開発した。また、開発したデバイスを物理リザバコンピューティング(PRC)に応用したデバイスが消費電力を抑えつつ、人の動きを高い精度で識別できることを実証した。開発したデバイスは、光強度に応じてペアパルス促進やペアパルス抑制といったシナプス可塑性特性を示した。また、時系列データの処理において、入力パルス幅が変化しても光強度を調整することで高い計算性能が得られた。さらに、人の動作認識においても、消費電力を抑制しつつ、90%以上の高い精度で判別可能であることを実証した。 |
FPD/PCB NEWS〜11月21日
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日本曹達とKyulux 有機EL発光材料の量産体制構築に向け資本業務提携 日本曹達とKyuluxは、次世代有機EL発光材料である熱活性化遅延蛍光材料(TADF)の量産体制構築に向け資本業務提携契約を締結した。今後、日本曹達はKyuluxに資本参加するとともに、量産体制確立に向けたプロセス開発・設備投資を行い、Kyuluxは日本曹達の量産体制構築を技術面から支援することによりTADFの量産と安定した供給体制を実現する。 Kyuluxは、有機ELディスプレイなどに用いられる次世代有機EL発光材料を開発した九州大学発のスタートアップ。KyuluxのTADFはレアメタルを使用しない環境負荷低減型材料で、このTADFをアシストドーパントとして活用した有機EL発光技術Hyperfluorescenceは高効率、高色純度、長寿命、低コストを同時に実現するとされる。 |
FPD/PCB NEWS〜11月20日
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日本電気硝子とビアメカニクス コア基板開発加速に向けた共同開発契約を締結 日本電気硝子とビアメカニクスは、ガラスおよびガラスセラミックス製半導体パッケージ用無機コア基板の開発加速に向けた共同開発契約を締結した。今後、日本電気硝子はCO2レーザーによるビア形成を可能にするべく、長年培ってきたガラスやガラスセラミックスのノウハウとビアメカニクスのレーザー加工技術を融合するため、ビアメカニクスと共同開発契約を締結するとともに、ビアメカニクスのレーザー加工装置を導入し無機コア基板の早期開発を目指す。 |
FPD/PCB NEWS〜11月19日
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住友電工 ディーピーエスとFPC製造工程で使用されるレアメタルの回収で契約 DPS社より住友電気工業ベトナムのFPC製造拠点に対し独自構造のシリカゲル「DualPore」の応用によって超低濃度で排水に含まれたPdを吸着・回収する技術提案を受け、検証の結果、採用を決定した。この回収されたPdを日本国内の金属精錬業者に売却するスキームを確立することで原価を低減するとともに、レアメタルであるPdの国際資源循環や採掘・精錬にともなう環境負荷低減に貢献することが可能になる。 |
FPD/PCB NEWS〜11月15日
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リガク 非晶質炭素材料の原子構造を3Dで可視化する技術を開発 リガクは、X線研究所で非晶質炭素材料の原子レベルの3D構造を明らかにする新技術「TXS-RMC法(全散乱測定+RMC法)を開発した。従来、非晶質炭素材料の原子レベルの構造は定性的に扱うか、分子動力学法(MD)によって予測・推定していた。TXS-RMCの3D構造可視化技術によってより正確な情報を得ることが可能となり、物質的特性に対する理解の促進や機能の予測への活用が期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜11月14日
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マクニカ ペロブスカイト太陽電池の実用化に向け苛烈環境下で大規模実証 マクニカは、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた実証を横浜市の大さん橋デッキ上で開始したと発表した。ペロブスカイト太陽電池の課題の一つである耐久性と容易な交換を可能とする着脱方法を検証するためで、国内でも最大規模の実証となる。今回行われる「港湾などの苛烈環境におけるPSCの活用に関する技術開発(委託)」は環境省の「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に採択され、2023年度より3年間で技術開発・実証事業を実施。ペロブスカイト太陽電池の発明者である桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授の指導のもと、マクニカが代表事業者として、ペクセル・テクノロジーズ、ペロブスカイトの製造を担当する麗光の3社で推進中。 2023年度は重塩害環境下でのPSCモジュールの開発を進め、大さん橋実証では発電効率10%以上を実現し、塩害調査と併せてPSC稼働システムを実証。2024年度はPSCモジュールのさらなる高効率化と容量の拡大対応を進めるとともに、量産化を実現する生産方式(RtoR)でのPSCモジュール製造技術を開発中。 今回の大さん橋実証では、RtoR方式によって製造したPSCモジュールで非常用電源電力サイズのシステムを構築し、海風の強い重塩害環境である大さん橋デッキ上で屋外でのPSC発電システムの稼働実証を行う。また、フィルム形態のPSCモジュールの交換可能な装着方法の検証も行う。 |
FPD/PCB NEWS〜11月13日
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田中電子工業 NITTOKUとボンディングワイヤ事業のFA設備開発・製造で業務提携 田中電子工業は、NITTOKUとボンディングワイヤ事業に係るFA設備の開発・製造に関する業務提携することで合意した。業務提携にともない、田中電子工業は巻線システムのリーディング企業であり精密FAラインビルダーとしての事業も拡大しているNITTOKUから製造ラインのFA化に関する開発リソースの提供を受ける。 |
FPD/PCB NEWS〜11月12日
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日本触媒 イーテックの株式を取得し子会社化 日本触媒は、エマルジョン事業等を営むイーテックの株式を取得することでJSRと合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。イーテックは1963年、JSRの子会社として設立され、エマルジョン事業とファイン事業を営む。日本触媒は、今回の株式譲渡を通じてコンストラクションケミカルズを中心とした製品ポートフォリオの強化、エマルジョン重合技術や生産能力の拡大、コンパウンド技術による製品提案力の強化が可能になると判断した。 |
FPD/PCB NEWS〜11月7日
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デクセリアルズと三菱総研 生成AIによる技術開発領域可視化システム構築を開始 デクセリアルズと三菱総合研究所(MRI)は、生成AIを用いた技術領域の自動可視化システムの構築を開始したと発表した。両社は、2022年よりAIを活用したPoC(概念実証)を行ってきた。その結果、AIによって求める事業領域の技術資料を選定、解析・図化し、素早く必要な材料をそろえることができるなど、変革の可能性を見出した。この成果をもとに、技術領域の自動可視化システムを構築し、新規事業探索部門で業務効率化と知見・ノウハウの組織知化を進める。将来的には、研究開発の現場でも生成AIの活用により、迅速かつ多様な分野での業務遂行を実現させることを目標とし、検証を加速する。 |
FPD/PCB NEWS〜11月6日
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レゾナック 液状封止材の特許維持が決定 レゾナックは、保有する液状封止材に関する日本国特許(特許第7343977号)が第三者から特許の有効性に関する異議申立てを受けていたが、特許庁により有効と判断されたと発表した。大型化するAI向け先端半導体パッケージの性能向上に貢献する特許で、同社はこの技術を適用した製品を10月から販売している。 |
FPD/PCB NEWS〜11月1日
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東京大 プルシアンブルーの類似体ナノ粒子が表面増強ラマン分光法の基板に活用できることを解明 プルシアンブルーに異なる金属を添加することで生成した結晶欠陥がSERSの発現に寄与することを発見した。金属の種類によってSERS性能が変化するため、結晶欠陥の生成を通したSERS性能が制御できる。また、このプルシアンブルー類似体ナノ粒子によるSERS基板は極めて高い増強率(108倍)を示し、生体分子などの超高感度分析へ応用できると考えられる。 |
FPD/PCB NEWS〜10月31日
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富士電機と富士古河E&C 完全子会社化に関する株式交換契約を締結 富士電機と富士古河E&Cは、富士電機を株式交換完全親会社、富士古河E&Cを株式交換完全子会社とする株式交換契約を締結したと発表した。富士古河E&Cにおいて12月26日開催予定の臨時株主総会の決議による承認を得たうえで、2025年2月3日を効力発生日として行われる予定。 |
FPD/PCB NEWS〜10月30日
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岩崎電気 紫外線応用技術を用いた照射実験施設「EYE-UV Labo」をリニューアル 岩崎電気は、各種UVランプやUV-LEDの照射実験を行う施設「EYE-UV Labo(埼玉県行田市)」のスペースを2部屋に拡張、新しい装置を導入しリニューアルしたと発表した。EYE-UV Laboでは、おもにUV領域の波長による光化学反応を活用しUVキュアや洗浄・改質を実験・評価。今回の拡張では、新たにSCAN LED照射装置とUV照射試験装置を導入。UV-LEDの特性を活かした単一波長と照射量をコントロールした実験だけでなく、複数の波長を組み合わせた混合照射実験も行えるように。また、365nm、420nm、470nmの波長を照射可能な光反応評価装置などの評価装置や各種分析装置も導入した。 |
FPD/PCB NEWS〜10月29日
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富士フイルム 極端紫外線向け材料のEUVレジストとEUV現像液を販売 富士フイルムは、先端半導体の製造プロセスに用いられるネガ型極端紫外線(EUV)向けフォトレジストとEUV現像液の販売を開始したと発表した。EUVレジストとEUV現像液の発売にともない、静岡と韓国平澤拠点に新たにEUVレジスト・EUV現像液の生産・品質評価の設備を増強する。 |
FPD/PCB NEWS〜10月25日
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東北大と東京理科大 金属微粒子の表面構造制御で5倍近い水素製造触媒活性を実現 東北大学多元物質科学研究所の根岸雄一教授、東京理科大学の川脇徳久講師とSakiat Hossain助教(研究当時)、同大学院修士課程の瀬良美佑氏、吉川咲良氏らの研究グループは、粒径1nm程度の極微細な金属ナノクラスターの表面構造を制御する合成手法を確立した。粒径1nm程度の金属微粒子の表面構造を制御する合成法を開発し、得られた新規ナノ物質を電極触媒に応用することでH2生成触媒活性を向上させることに成功した。これにより、従来のAuPt合金ナノクラスター触媒と比べ最大で5倍近いH2生成触媒活性を達成。原子レベルで制御可能な金属ナノクラスターのさらなる高活性化が可能になり、次世代エネルギー社会の構築が加速されることが期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜10月23日
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SCREENセミコンダクターソリューションズ 子会社の仏Laser Systems & Solutions of Europe SASUの全株式を住友重機械に譲渡 SCREENホールディングスのグループ会社、SCREENセミコンダクターソリューションズは、完全子会社である仏Laser Systems & Solutions of Europe SASUの全株式を住友重機械工業に譲渡した。Laser Systems & Solutions of Europe SASUは、レーザーアニール装置を開発・製造・販売。譲渡額は非公表で、11月末に譲渡が完了する予定。 |
FPD/PCB NEWS〜10月22日
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大日本印刷 ケミカルリサイクルPETを用いた透明蒸着フィルムを開発 大日本印刷は、ケミカルリサイクルしたポリエチレンテレフタレート(PET)を使用した「DNP透明蒸着フィルムIB-FILM」を開発したと発表した。周知のように、ケミカルリサイクルは廃プラスチックを化学的に分解し、製品の原料として再利用する手法。廃プラスチックを物理的に粉砕で再利用するマテリアルリサイクルと異なり、化学的に分解して再度合成する過程で微細な異物が取り除かれるため、より衛生的でバージン樹脂と同等品質のリサイクル樹脂に再生できる。 同社は今回、この手法による再生プラスチックを使用しながら、食品、医療・医薬品、電子部品、機械部品のパッケージに求められる高い衛生性とバリア性を実現した透明蒸着フィルムを開発した。 |
FPD/PCB NEWS〜10月18日
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弘前大 リサイクル可能で強靭な高分子材料の構造を放射光により解明 弘前大学大学院理工学研究科の呉羽拓真助教らの研究グループは、強靭でありながらリサイクル可能な高分子微粒子材料の構造を評価し、強靭化メカニズムを解明した。この強靭な微粒子材料は機能性材料として何度も再利用できるため、幅広い用途で使用されている高分子材料への適用が期待される一方、どのように強靭性が形成されるのかが明らかになっていなかった。今回の研究では、放射光X線を微粒子フィルムに照射し散乱したX線を読み取ることで、微粒子接触面が厚さ数nm単位で絡まり合い、強くて壊れにくいフィルムのナノ構造に重要な役割を果たしていることを解明した。 |
FPD/PCB NEWS〜10月17日
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AGCディスプレイグラス米沢とユーグレナ 化学強化廃棄塩を肥料原料としてリサイクル AGCディスプレイグラス米沢(ADY)とユーグレナは、車載ディスプレイ用カバーガラスの化学強化工程で発生する廃棄塩を肥料原料としてリサイクルすることに成功した。ADYで発生した廃棄塩をリサイクルし製造された肥料は、ユーグレナが販売する。両社は廃棄塩に高濃度の窒素・カリウムが含まれていることに着目、肥料原料としての活用を実現した。今後、AGCグループから排出されるすべての廃棄塩をリサイクルすることを目指し、焼却処理に伴うCO2排出や埋め立て処分による環境負荷を低減するとともに、国内の未利用資源活用により肥料原料の海外依存度を減少させることで国内肥料市場、ひいては国内農業の持続可能性に寄与していく。 |
FPD/PCB NEWS〜10月10日
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三菱ケミカルグループ 半導体向け超純水製造用イオン交換樹脂の生産能力を増強 三菱ケミカルグループは、九州事業所・福岡地区(福岡県北九州市)にある超純水製造用イオン交換樹脂の生産能力を増強すると発表した。九州事業所・福岡地区の既存設備のうち、精製を行う再生系設備を増強。2026年4月の稼働を目指している。 |
FPD/PCB NEWS〜10月9日
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東京理科大 コポリマーミセルの構造と疎水性染料可溶化の相関性を解明 東京理科大学理学部第一部応用化学科の大塚英典教授、同大学大学院理学研究科化学専攻の浅田匡彦氏らの研究グループは、ポリマーミセルを構造解析し、ブロックコポリマーミセルがコアシェル構造、ランダムコポリマーミセルがランダムコイル構造を形成していることを明らかにした。また、ブロックコポリマーミセルはランダムコポリマーミセルよりも染料の可溶化速度が遅く、多くの染料を可溶化するなど、優れた染料可溶化能力を有することを見出した。 |
FPD/PCB NEWS〜10月8日
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島津製作所・産総研グループ 「島津製作所-産総研アドバンスド・ソリューション連携研究ラボ」を設立 島津製作所、産業技術総合研究所グループ、AIST Solutionsは10月1日、産総研(茨城県つくば市)に「島津製作所-産総研アドバンスド・ソリューション連携研究ラボ」を設立した。設置期間は3年間。連携研究ラボは「プラネタリーヘルスを目指した革新的な技術・製品の開発と国際標準化」を目的に、まず二つの研究に取り組む。第一テーマ「先端的分析計測手法の国際標準化」では、国際的な標準や規格などのルール形成に戦略的に取り組むことでグローバルな競争力の向上を目指す。第二テーマ「新たな微生物探索システムの構築」では、有用物質を効率的に生産する微生物の迅速な探索手法・システムを構築し、農業・医薬品・食品・ヘルスケア・バイオものづくり分野などに展開。今後、両者は連携研究ラボを通してシナジーを創出できるテーマの探索を継続し、研究分野を拡大していく。 |
FPD/PCB NEWS〜10月3日
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東京科学大と慶大 優れた光電子機能を持つペンタセン自己集合有機薄膜を開発 東京科学大学総合研究院化学生命科学研究所/同自律システム材料学研究センター(ASMat)の福島孝典教授、福井智也助教、同物質理工学院応用化学系の福光真人大学院生、慶應義塾大学理工学部化学科の羽曾部卓教授らの研究グループは、さまざまな分子ユニットやポリマーを二次元構造へ集合化させる超分子足場を用いたアプローチによりペンタセンユニットが二次元集積化した有機薄膜を作製し、集合構造においてペンタセンが高速な一重項分裂と、それに続く高効率なフリー三重項生成の両方を発現することを見出した。一重項分裂は一つの励起一重項状態から二つの励起三重項状態が生成される現象で、原理的に一つの光子から二つの励起子を形成できるため、薄膜太陽電池や光電子デバイスの性能向上の観点から注目を集めている。固体状態で効率的な一重項分裂を発現させるためには、クロモフォア同士が互いに近接しながらもその周囲に一重項分裂の過程で生じるクロモフォアのコンフォメーション変化を許容する空間を確保する空間設計が必要だが、そのような集合構造を実現するための合理的な方法論は確立されていなかった。 今回の研究では、三脚型トリプチセン超分子足場を用いたアプローチにより、効率的な一重項分裂の発現に求められるクロモフォア同士の「近接」とその周囲への「空間の確保」という二つの条件を同時に満たす配置へとペンタセンを二次元集積化させることに成功。これにより、クロモフォアの光電子機能を引き出す二元分子集合体の設計が可能となった。 |
FPD/PCB NEWS〜10月2日
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トッパンフォトマスク 11月1日付で「テクセンドフォトマスク」に社名を変更 トッパンフォトマスクは、11月1日より社名を「テクセンドフォトマスク(株)(英文社名:Tekscend Photomask Corp.)」に変更すると発表した。社名変更により、世界中のステークホルダーに対して先端微細加工技術を強みとする企業としての認知度を高め、その企業価値を浸透させることを目指す。 |
FPD/PCB NEWS〜10月1日
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デンソーとローム 半導体分野で戦略的パートナーシップを検討 デンソーとロームは、半導体分野における戦略的パートナーシップの検討開始で合意した。両社は、これまで車載向け半導体の取引きや開発を通じて連携。今後、信頼性の高い製品の安定供給の実現に加え、持続可能な社会に寄与する高品質・高効率な半導体の開発に関するさまざまな取り組みに向けてパートナーシップを検討する。 なお、デンソーはこのパートナーシップを強固なものにするため、ロームの一部株式を取得する。 |