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FPD/PCB NEWS〜5月29日
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SCREEN PEソリューションズ パターン形成用直接描画装置「LUPIOS」を発売 SCREEN PE ソリューションズは、ミドルレンジパッケージ基板向け直接描画装置「LUPIOS」を発売すると発表した。LUPIOSは、ソルダーレジスト向け直接描画装置でトップシェアを誇る「Lediaシリーズ」の基本技術を踏襲しつつ、独自のキャリブレーション機能による高い描画位置精度、新開発の露光ヘッドによる高い生産性を実現した。 |
FPD/PCB NEWS〜5月28日
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エア・ウォーター 熊本県大津町にデジタル・半導体関連事業のグループ複合拠点を開所 エア・ウォーターは、熊本県菊池郡大津町に建設していたデジタル・半導体関連事業のグループ複合拠点「エア・ウォーターグループ熊本事業所」が完成し開所したと発表した。投資額は11億円。同事業所は、半導体デバイスメーカー・半導体関連企業の集積地の中心から500mの距離に位置。半導体材料ガス・ケミカルなどの各種製品・サービスを安定してスピーディに提供するとともに、「九州におけるデジタル・半導体関連事業のセンター拠点」としての機能を発揮し、生成AI向けを中心に拡大が続くエレクトロクス領域を成長ドライバーに事業拡大を推進する。 |
FPD/PCB NEWS〜5月27日
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旭化成 新規感光性ドライフィルム「サンフォート」を開発 旭化成は、先端半導体パッケージの製造工程に使用される感光性ドライフィルム「サンフォートTAシリーズ」を開発したと発表した。TAシリーズは従来のStepper露光機に加え、LDI(レーザーダイレクトイメージング)露光機にも対応。いずれの露光方式でも高い解像性を実現し、基板への微細回路パターンの形成能力向上に寄与する。 具体的には、4μmピッチデザインにおいてLDI露光でのレジスト幅1μmパターンが形成可能。得られた微細レジストパターンはセミアディティブプロセスによるめっきパターン形成と続くレジスト剥離により、4μmピッチデザインにおいて3μm幅のめっきパターンの形成が可能となる。 |
FPD/PCB NEWS〜5月26日
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リガク 山梨工場の新棟を竣工 リガクは、主力生産拠点である山梨工場に建設していた新たな製造棟を竣工した。新棟の完成により、山梨工場の延床面積は従来の約8,500m2から約23,000m2と約2.7倍に向上。山梨と東京に分散していたX線回折装置の製造・組立・出荷工程を山梨工場に集約し、業務効率の飛躍的な向上と高品質な装置の安定供給を実現する。これらの結果、多目的X線分析装置・各種要素部品の製造キャパシティを2027年までに約2倍に引き上げる。 |
FPD/PCB NEWS〜5月23日
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UBE 大阪研究開発センターに「スペシャリティマテリアルアプリケーション棟」を新設 UBEは、堺工場(大阪府堺市)内の大阪研究開発センターに「スペシャリティマテリアルアプリケーション棟」を新設、運用を開始したと発表した。同施設は、ナイロンおよびその他エンジニアリングプラスチックを中心としたコンポジットのイノベーションを生み出しグローバルに発信する中核拠点で、地上3階建て延床面積約3,300m2。 |
FPD/PCB NEWS〜5月19日
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東大、東京理科大、分子科学研、大阪公立大 柔軟性と秩序性を両立した新有機常磁性体を開発 東京大学物性研究所の藤野智子助教・森初果教授、原田慈久教授らの研究グループ、東京理科大学の菱田真史准教授、自然科学研究機構分子科学研究所の中村敏和チームリーダーらの研究グループ、大阪公立大学の牧浦理恵准教授らの研究グループ、物質・材料研究機構の原野幸治主幹研究員、科学技術振興機構の大池広志さきがけ専任研究者(研究当時)は、柔軟性と高い秩序性を兼ね備えた新しい分子性常磁性体を開発した。開発された構造体は水中で高い秩序性を維持しながらも、分子間相互作用に基づく特異な磁気特性を示す。さらに、温度変化に連動して構造が大きく変化するという動的な性質を持ち合わせる。スピンをもつ平面分子が規則正しく並んだ分子性常磁性体において動的な膜構造変化を示した初めての例で、フレキシブルデバイスへの応用が期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜5月16日
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ジャパンディスプレイ 車載用ディスプレイ関連事業を新設子会社「AutoTech」に承継 ジャパンディスプレイは、車載用ディスプレイ関連事業に関する権利義務を新設する子会社「AutoTech」に承継すると発表した。6月21日に開催される株主総会での承認を経て、10月1日に新会社が設立される予定。 |
FPD/PCB NEWS〜5月14日
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BASF ルートヴィッヒスハーフェンで半導体グレードの硫酸プラントに投資 独BASFは、ルートヴィッヒスハーフェン拠点に半導体グレードの硫酸(H2SO4)の生産能力を拡大すると発表した。2027年の稼働予定で、投資額は数千万ユーロの見込み。 |
FPD/PCB NEWS〜5月12日
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東京農工大 有機薄膜内の分子配向を制御する分子設計法を確立し新規極性分子を開発 東京農工大学大学院工学府生命工学専攻の杉本鈴奈、同大学大学院工学研究院生命機能科学部門の田中正樹助教および中村暢文教授らの研究グループは、有機薄膜内の分子配向を制御する分子設計手法を確立し、真空蒸着により成膜することで強力な配向分極を形成する新規極性分子を開発した。分極薄膜を利用した高性能デバイスの実現・分子配向形成メカニズムのさらなる解明に貢献すると期待される。極性分子を構成する官能基の特性に着目した汎用的な分子設計法を提案し、自発的な配向分極を形成する非フッ素系新規極性分子の開発に成功した。とくに、分子内の分極方向を制御しやすい屈曲型の分子構造を用い、また分子に強い分極を生じさせるためにフタルイミド骨格を導入した分子に着目。屈曲型分子における頭部・尾部末端の分子間相互作用の強さをそれぞれ調整すること(非対称化)により、極性分子の配向分極特性を制御できるようになった。 |
FPD/PCB NEWS〜5月9日
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大日本印刷 見る方向・視点で表示が変わるホログラムを活用したフロアマットを発売 大日本印刷は、見る方向・視点によって表示が変わる「DNP表示切替ホログラムマット」を開発、5月9日に発売すると発表した。緑色に光るホログラムシートと床に置くマットを組み合わせたもので、人が近づいた際のみ文字や絵柄が表示される。マット自体の印刷表現と組み合わせることによって、施設の美観やデザインを損ねることなく、アイキャッチ性の高い情報を表示できる。 |
FPD/PCB NEWS〜5月7日
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富士フイルムとタタ・エレクトロニクス社 インドでの半導体材料生産体制・サプライチェーン構築に向けて合意 富士フイルムは、Tata Electronics(インド)とインドでの半導体材料の生産体制・サプライチェーンの構築に向けた提携に関する基本合意書(MOU)を締結したと発表した。タタ・エレクトロニクス社はインドのグジャラート州ドレラに半導体前工程製造工場、アッサム州ジャギロードに半導体後工程製造工場を建設中。富士フイルムは前工程から後工程まで幅広い半導体材料を持つ強みを生かし、タタ・エレクトロニクス社の半導体製造プロセスにおいてニーズに合った半導体材料の開発と提供を加速し、同社の半導体製造立上げを支援する。 |
FPD/PCB NEWS〜5月2日
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NTT 半導体薄膜の材料分析にAIを活用し自動化に成功 NTTは、光通信用デバイスに用いる半導体薄膜の成膜条件(原料ガス量)を半導体物性の知識を取り入れた機械学習により自動導出する手法を開発した。目的とする組成の半導体薄膜が効率的に成膜でき、光通信用デバイスの製造コストの削減が期待できる。同社はこれまで「ベイズ最適化(Bayesian Optimization(BO)」という機械学習を用いて超高品質な酸化物薄膜(SrRuO3)の作製に成功。今回、この技術に半導体物性の知識を組み合わせることで、光通信や光電融合デバイスに使用する化合物半導体薄膜をより効率的に成膜することに成功した。 |
FPD/PCB NEWS〜5月1日
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LG Display 青色燐光材料を用いた有機ELディスプレイの製品化検証に成功 LG Displayは、青色燐光材料を使用した有機ELディスプレイ“ドリームOLED”の製品化検証に成功したと発表した。5月11日から米カリフォルニア州で開催されるディスプレイ展示会「SID 2025」で中小型パネルを展示する予定。周知のように、既存の有機ELDパネルには赤色と緑色に燐光材料、青色に従来の蛍光材料が用いられている。今回開発したパネルは下層に青色蛍光材料、上層に青色燐光材料を積層したハイブリッドツースタックタンデム構造を採用。蛍光方式の長所である安定性と燐光方式の長所である高発光効率を組み合わせることにより、既存パネルレベルの安定性を維持しながら、消費電力を15%削減することに成功した。 |