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 Special Serialization■図解!! PDPの構造と製造プロセス
第2回 ストライプ構造セルPDPのプロセスフロー

 ストライプ構造セルPDPはAC面放電型カラーPDPの原型といえる。両面基板貼り合わせ時のアライメントが容易なほか、パネル組立後に排気しやすいといった利点がある。従来はAC型カラーPDPというとすべてストライプセル構造だったが、近年では高精細化、高輝度化、高効率化のためクローズドセルが主流となっており、ストライプセルPDPは少数派となっている。

 プロセスフローは下図の通りで、クローズセル構造PDPに比べ構造がシンプルで製造しやすいといえる。なお、下図のプロセスフローはドライバICやFPC(Flexible Printed Circuit)などの実装工程を除いたエージングまでの工程を示している。


前面基板

背面基板


ガラス基板洗浄



ガラス基板洗浄


透明電極形成(パターニング)




アドレス電極形成(パターニング)


バス電極形成(パターニング)



白色誘電体層形成(ベタパターン)




(ブラックストライプ形成(パターニング))
 



バリアリブ形成 (パターニング)



透明誘電体層形成(ベタパターン)

 


蛍光体層形成(パターニング)



保護膜形成


シール層形成



スクライブ・ブレーク


スクライブ・ブレーク


パネル組立


アライメント&貼り合わせ



封着・排気・ガス封入・封止



エージング



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